食品の輸出入について

食品の輸出入は、通常の貨物とは異なり、各国の食品衛生法に基づく添加物の精査、植物・動物検疫のクリアなど、専門的な障壁が数多く存在します。
当社では「この商品は輸入(輸出)できるのか?」という初期段階の疑問に対し、原材料規格書(スペックシート)一枚から成分確認を行い、煩雑な手続きを代行いたします。
専門知識が必要な「事前確認」に重きを置くことで、税関での足止めや商品の廃棄リスクを最小限に抑え、お客様の大切な商材を安全かつスピーディーに世界の市場へとつなぎます。
食品の輸出入で
こんなお悩みありませんか?
- 初めての食品輸入で、何から始めればいいかわからない
- 添加物や原材料が日本の基準に適合しているかわからない
- 植物・動物検疫が必要だが、どう準備すればいいか分からない
- 海外メーカーから送られてきた成分表を見ても、日本へ輸入できるか判断できない
- 輸送中の温度管理が心配(冷凍・冷蔵状態を維持できるか不安)
- 小ロットで輸入したい(テスト販売したいが、コンテナ1本分も在庫を持てない)
- 食品衛生法の手続きや必要書類がわからない
- 関税・消費税を含めた総コストがわからない

そのようなお悩みにも
食品輸入の実務経験をもとに
丁寧に対応いたします

Documents
食品の輸出入で必要になる主な手続き・必要書類

輸入の場合

- 食品等輸入届出書の提出
- 植物検疫:生鮮の野菜・果物などは植物防疫所での検査が必要です。
- 動物検疫:肉類、卵、乳製品などは動物検疫所での検査が必要です。
- 成分確認書類の準備(原材料表、製造工程表、必要に応じて登録検査機関による「自主検査成績書」など)

輸出の場合

- 衛生証明書(Health Certificate):輸出先国が求める基準を満たしていることを農林水産省などが証明する書類です。
- 自由販売証明書:日本国内で適法に流通していることを証明する書類で、相手国から求められることがあります。
- 施設認定:畜産物や水産物などは、輸出先国が認定した工場で処理されたものしか送れない場合があります。
- 原産地証明書:商工会議所などで取得し、関税の優遇措置などを受けるために使用します。
Support
LIFの食品輸出入サポート内容

- 事前確認
- 各種届出
- 検査対応
- 通関手続き
- 配送手配
上記をワンストップで対応。
食品輸入で最も重要な「輸入前確認」から、検査・通関・配送まで 一貫してサポート いたします。
Strengths
食品の輸出入でLIFが選ばれる理由

徹底した事前確認で「輸入不可」を未然に防止
食品輸入で最も怖いのは、成分や添加物の確認不足による「廃棄・積み戻し」です。LIFでは原材料規格書(スペックシート)を事前に精査し、その商品が法的に輸入可能かどうかを確実に判定。トラブルリスクを最小限に抑えた状態でプロジェクトをスタートさせます。

食品衛生法・検疫に関する専門知識
食品衛生法・検疫をクリアする専門知識食品には、通常貨物とは異なる「食品衛生法」や「植物・動物検疫」といった高いハードルが存在します。必要な届出、検査項目、確認事項を整理。複雑な規制をスムーズにクリアし、着実な通関を実現します。

検査・トラブル時も迅速対応
「命令検査」や「モニタリング検査」といった、通関時の突発的な追加対応もお任せください。検査機関や配送業者とリアルタイムで連携し、現場で発生する課題を即座に対応。最善を尽くします

小回りの利く柔軟な対応
「輸入できるか分からない」「まだ詳細が決まっていない」といった検討段階からのご相談を歓迎します。大手にはない柔軟な対応力で、お客様の事業フェーズに合わせた最適なステップを共創。二人三脚でグローバルビジネスを形にします。
Inspection
食品輸入で必要になる主な検査

Inspection 01
命令検査(強制・自費)
過去の違反事例や、海外での食中毒発生などを受けて命じられる「最も厳しい」検査です。
| 特徴 | 検査が終わるまで、商品は港から一歩も出せません(輸入不可)。 |
|---|---|
| 費用 | すべて輸入者(お客様)の負担。 |
| 内容 | 厚生労働省が指定する検査機関に依頼し、合格証をもらう必要があります。 |

Inspection 02
モニタリング検査(行政実施・無料)
日本に輸入される多種多様な食品の「安全性の傾向」を調べるための抜き打ち検査です。
| 特徴 | 検査中も輸入・販売は可能(結果を待たずに国内へ運べます)。 |
|---|---|
| 費用 | 国が負担(無料)。 |
| 内容 | 年間の計画に基づいて、検疫所の検査官がランダムにサンプリングします。 |
| 注意 | 万が一「違反」が見つかった場合、商品の回収や、次回から「命令検査」に格上げされるリスクがあります。 |

Inspection 03
自主検査(輸入者の責任・自費)
輸入者が「自分の責任で安全を証明する」ために行う検査です。
| 特徴 | 検疫所から「初めて輸入する商品は、まず自分で検査してください」と指導されることが多いです。 |
|---|---|
| 費用 | 輸入者(お客様)の負担。 |
| 内容 | 厚生労働省が認める登録検査機関で、指定の項目をチェックします。一度合格すれば、一定期間(1年など)は検査が免除される仕組みもあります。 |
自主検査の関連規制別・検査項目例
厚生労働省の指針や過去の違反事例に基づいた、主な検査項目です。
- 食品衛生法(規格基準)
食品全般に関わる、最も基本的な検査です。
細菌検査:一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌(食中毒リスクの確認)
添加物:保存料(ソルビン酸など)、着色料(タール色素など)、酸化防止剤
重金属:鉛、カドミウム、スズ(缶詰など) - 残留農薬(ポジティブリスト制度)
野菜、果物、穀類などの農産品やその加工品に適用されます。
検査項目:殺虫剤、除草剤、殺菌剤など(国ごとに使用許可が異なるため重要)
ポイント: 日本で未登録の農薬が検出されないか、一斉分析を行います。 - カビ毒(マイコトキシン)
ナッツ類、乾燥果実、穀類などで特に厳しくチェックされます。
検査項目:アフラトキシン(発がん性が高く、微量でも違反になります)
対象例:ピーナッツ、ピスタチオ、トウモロコシ、イチジク - 遺伝子組換え(GM)
食品トウモロコシや大豆を原料とする食品が対象です。
検査項目:日本で未承認の遺伝子組換え系統が含まれていないか。
対象例:パパイヤ(未承認GMの混入確認)、米加工品 - 放射性物質
特定の国や地域からの輸入食品に対して求められることがあります。
検査項目:放射性セシウム(セシウム134、137)
対象例:野菜、水産物、キノコ類、野生鳥獣肉
先行サンプル制度とは?
通常、食品検査は「荷物が日本に届いてから」行われます。
しかし、この制度を使えば、事前に少量のサンプルを空輸等で送り、あらかじめ検査を完了させておくことができます。
利用メリット
納品スピードの大幅アップ
本番の荷物が届いたときには検査が終わっているため、すぐに国内配送が可能です。
廃棄リスクの回避
もし検査で「違反」が出ても、届いたのは少量のサンプルのみ。本番の大量の荷物を送る前にストップをかけられるので、大きな損失を防げます。
賞味期限への配慮
1日でも早く並べたい「鮮度が命」の食品には、欠かせない制度です。
品目登録制度(輸入食品等事前確認制度)とは?
特定の食品を継続して輸入する場合、あらかじめ厚生労働省にその商品の成分や製造工程を登録しておく制度です。
利用メリット
届出がスピーディーに
毎回の輸入時に必要な「届出」の審査が簡略化され、通関が驚くほど早くなります。
検査の負担軽減
登録された商品は「安全が確認されている」とみなされ、毎回の自主検査などが免除・軽減されます。
長期的なコスト削減
検査費用や、港での待機時間を減らせるため、継続的な輸入には欠かせません。

Flow
食品輸入の流れ
お問い合わせ・ヒアリング
輸入を検討されている商品の詳細(内容物、原材料、原産国、予定数量など)をお伺いします。「まずは可能性を知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
成分・必要書類の確認
海外メーカーから取り寄せた成分表や製造工程表、インボイスを精査します。日本の基準に照らし合わせ、添加物の可否や必要な届出・検査(植物・動物検疫など)を整理し、輸入リスクを事前に排除します。
食品等輸入届出・検査
厚生労働省の検疫所へ「食品等輸入届出書」を提出します。命令検査やモニタリング検査が必要になった場合も、LIFが検査機関との調整を含め、現場対応を迅速に進行いたします。
税関への輸入申告
検疫や他法令の手続きが完了したのち、税関へ輸入申告を行います。専門知識を要する品目分類(実行関税率表の適用)を適正に行い、審査・納税を経て「輸入許可」を取得します。
輸入許可・国内配送
輸入許可が下りた貨物を、港や空港からお客様の指定場所まで配送します。冷凍・冷蔵品など、鮮度が重要な商材についても、最適な温度管理を保ったままスピーディーに納品いたします。

Flow
食品輸出の流れ
輸出内容・仕向国の確認
輸出を検討されている商品、ターゲットとなる国(仕向国)、輸送時期などをヒアリングします。国によって日本からの輸入規制(禁止品目など)が異なるため、まずはプロジェクトの基盤を固めます。
必要書類・相手国規制の確認
インボイスやパッキングリストの作成はもちろん、相手国が求める「衛生証明書」「自由販売証明書」「原産地証明書」などの必要書類を整理します。現地の添加物基準やラベル表示ルールを事前に精査し、現地でのトラブルを未然に防ぎます。
輸出申告(NACCS)
貿易情報処理システム「NACCS」を通じて、迅速かつ正確に輸出申告を行います。品目分類(HSコード)の特定など、専門性の高い申告業務を確実に遂行します。
税関審査・許可
税関による書類審査や、必要に応じて行われる検査に対応します。植物検疫・動物検疫が必要な商材についても、関係機関と連携してスムーズに検査を完了させ、輸出許可を取得します。
出港・海外輸送
輸出許可が下りた貨物を、船舶や航空機へ積載します。商材の鮮度を守る「リーファーコンテナ」の手配から、現地到着までのスケジュール管理まで、大切な商品を世界各地へ確実につなぎます。
初めて輸出入に挑戦されるお客様と同じ目線で、
一つひとつの課題を一緒に解決いたします。
複雑な規制も、私たちが納得いくまで調べ、確実な道筋をご提案します。
Q&A
食品の輸出入でよくあるご質問
初めての輸入ですが、何から準備すればいいですか?
まずは、輸入したい商品の「原材料」がわかる書類をご用意ください。LIFでは、その内容をもとに「日本の法律で輸入が可能か」「検疫が必要か」を無料で初期診断いたします。難しい専門用語などはすべて当社で噛み砕いてご説明しますので、ご安心ください。
少量(小ロット)での依頼も可能ですか?
はい、喜んで承ります。「まずはテスト販売として数ケースだけ送りたい」といったご要望にも、柔軟に対応いたします。最適な配送ルート(航空便・船便の混載など)をご提案し、コストを抑えたスタートを支援します。
冷凍食品の温度管理が不安です。
24時間体制の温度管理と、最適なスケジュール管理で対応します。リーファーコンテナの手配はもちろん、港から倉庫、納品先まで、一貫して適切な温度帯を維持する「コールドチェーン」を構築します。鮮度を落とさない最短ルートをご提案します。
添加物のチェックだけをお願いすることはできますか?
もちろんです。事前調査のみのご相談も承っております。


